目からウロコの算数教室

10年以上個別塾講師として中学受験業界を見てきて感じたことや算数をできるようにするためのノウハウをありのまま発信します。

【偏差値別】夏期講習の過ごし方!

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んにちは!

もう6月も1/3が終わりますね!

 

さて、この辺りの時期に来ると

どんな塾に通っている方も

そろそろ話題に挙がるのでは

ないでしょうか?

 

そう、夏期講習です!

 

「 夏は受験の天王山 」なんて

言葉が昔からあるくらい、

とても大切な時期になります。

 

夏休みをどう過ごしたかによって

9月以降の総合演習や

過去問演習(研究)の質が

大きく変わってきます。

 

大手塾に通うお子さんは

そんなことはないとは思いますが、

 

7、8月をダラダラと過ごしたことが

ボディーブローのように後々

響いてくるんです!

 

例えばよく見るのが、

 

「 過去問演習を10年分やったけど

  全然点数が取れない 」

 

「 模試の偏差値が夏以降

  下がる一方だ 」

 

「 あれ?まだこの問題解けるように

  なってないの?? 

 

それで慌てて夏以降に相談に来られる

親御さん、本当に多いんですが…

 

正直に言うと、

 

夏以前に相談して

欲しかった…!(涙)

 

って思うことが

よくあります。

 

それだけ夏は大切な時期なんです!

 

単純計算で秋くらいには

“ 受験まであと100日! ”とかに

なってるわけですから、

 

その前にある程度の状態には

仕上げておきたいですよね。

 

なので、今回は夏休みの

過ごし方を偏差値別に

書き並べてみようかなと

思います!

 

からしっかり計画を立てて、

最高に充実した夏に

していきましょう!

 

さて、では偏差値別に

どんな勉強をしていくべきかを

紹介させていただきます。

 

参考になれば幸いです。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━

※ 偏差値は模試によって

   違ってくるので、

   今回は下記のツイートを

   参考に書かせていただきます。

 

誰もが気になる、塾模試母集団の違いによる偏差値差を解析し、換算作成しました。ついでに中⇔高受験偏差値換算も。 #中学受験#開成#麻布#早稲田#慶應#桜蔭#灘#SAPIX#四谷大塚#日能研#早アカpic.twitter.com/nnPOJmeqlJ

— 中学受験がんばれ (@85fjkK3ma3d9x2z) 2021年5月18日

 

━━━━━━━━━━━━━━━━

合不合偏差値30〜40の場合

 

大体首都圏模試では偏差値50前後に

なるでしょうか?

 

この偏差値帯に属している場合、

 

おそらく大問1〜2で結構な数の

バツを食らっているのではと

思います。

 

そんなお子さんがやるべきこと、

それは、

 

・計算力の強化

 

・4、5年で扱った基礎

 の徹底的な復習

 

・普段の勉強、宿題を

 どう取り組んでいるか

 厳しくチェック

 

このあたりです。

 

順を追って説明しますね。

 

計算力の強化

この偏差値帯に属する子の

ほとんどは

「 計算を当てにいく 」ことが

できていません。

 

どういうことかというと、

下のノートを見てください。

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 この偏差値帯にいる子のノート

の雰囲気をモノマネしました(笑)

 

これの何が問題かというと、

 

①ノートの使い方が不適切

 

②途中式がめちゃくちゃ

 

③力技で

 どうにかしようとしすぎ

 

要するに、

 

「 とりあえず作業すれば

  当たるんじゃね? 」

 

って感じで解いちゃってるんです。

 

( 一生懸命解いてるのは

  わかるんだけど… )

 

こういう子に対しては、

まず計算を確実に当てるには

どうすればいいのかを

理解させる必要があります。

 

そしてこれは一朝一夕には

身につきません。

ある程度長い期間が

必要になります。

 

では、具体的には

どんなことをすれば良いのか。

 

僕が思うに、次のことが

重要かと思います。

 

毎日の計算練習

 

この「 毎日 」が

超重要なのではないかと

最近感じています。

 

すでに算数ができる子

については例外ですが、

 

まだそれほど結果が出せていない子は

コツコツと毎日計算力をつけるべく

訓練して行った方がいいと思います。

 

最初はとても負荷を感じるかも

しれませんが、

それを乗り越えてある程度の

余裕が生まれてくると、

 

計算が飛躍的にできるように

なっているはずです。

 

ただ、ここで注意して

いただきたいのが、

 

最初のうちは算数をわかる人が

つきっきりでフォローしてあげる

ことをお勧めします。

 

と言いますのも、

 

この偏差値帯に属する子は

計算の仕方が非常にリスキーで、

ミスしやすい行動を起こしている

傾向があります。

 

そこを無理のない程度にフォロー

してあげて計算力をあげていくのです。

 

例えば、以下の計算式で

 

35×25×13×4

=875×13×4

=11375×4

=45500

 

とやってしまう子は残念ながら

計算力はまだまだです。

 

35×25×13×4

=35×13×25×4

=5×7×13×100

=5×91×100

=455×100

=45500

 

のように考えれば

筆算も要らず、それゆえに

計算ミスも防げます。

 

このようなところを

最初は細かく見てあげて

欲しいです。

 

子供はなかなかここまで

一人ではできませんから。

 

これを2〜3ヶ月くらい、

今からだと夏いっぱいくらいまで

やれば9月からの伸びが

期待できますよ!

 

4、5年で扱った基礎

の徹底的な復習

 

成績が上がらない原因を

分析すると、

 

「 そもそも基礎が

  わかってないんじゃないか? 」

 

という結論に至ることが

ほとんどです。

 

これはすぐに

気づけることもあれば、

 

親御さんの

 

「 基礎は大丈夫なんで〇〇を

  フォローしてください。 」

 

という言葉の通り、〇〇をテーマに

勉強を進めている段階で

 

そもそも〇〇を解く上で

必要となる△△が

わかっていない!

 

みたいなケースもあります。

 

この基礎力不足は9月以降に

なかなか成績が伸びない要因にも

なってきます。

 

なので、夏までは迅る気持ちを抑えて

基礎固めを徹底的に行ってください!

 

基礎固めする上でどんな教材を

使ったらいいか、については

今後リクエストがあれば

お答えしますね!

 

普段の勉強、宿題を

どう取り組んでいるか

厳しくチェック

 

これはサピックスのような

サポート必須の塾でも

 

個別指導メインで中学受験

しようとしているご家庭でも

 

等しく言えることです。

 

特に個別指導塾は校舎にも

よりますが、

雰囲気が良くも悪くも緩い側面が

ありますから、

 

自習時間をうまく使えていない

場合があります。

 

お子さんが今どんな勉強を

やっているのか、

 

蓋を開けてみたら全然やっていない

みたいなことがあり得ます。

 

個別指導塾といえど、

勉強の仕方までしっかり指導している

講師は実はあまりいません。

 

そうしたところまできめ細かく

見てあげないと成績が上がらない

お子さんもいます。

 

ただ、

勉強の仕方を厳しくチェックした結果、

お子さんのモチベーションが下がって

しまう危険性も確かにありますが、

 

その時は無理のない範囲で

意味のある自習をしようという声かけを

しつつ、

 

量は減らして質を上げる学習に

シフトしてみるなどを試すと

いいんじゃないかと思います。

 

 

…ふぅ。

 

こう書いていると、

かなり長くなってしまいますね…(苦笑)

 

本当はもっとコンパクトに

まとめるつもりが、

つい長くなってしまいました。

 

合不合偏差値40〜50や

合不合偏差値50〜60に

属する子がやるべきことに

ついても

 

今後ブログにまとめようかと

思いますので

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

それでは今回は

この辺で失礼しますね!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━

 

【生徒募集のお知らせ】


・指導科目 : 算数・理科


・指導可能地域: 

 東京・千葉・埼玉・神奈川等。

 オンライン指導もしています。


・授業時間:2時間


・塾名、成績、志望校で生徒を選ぶことは

 一切ありません。

 一番重視するのは「お子さんのやる気」です。

 

・ご返信は1週間ほど

 お時間いただく場合がありますm(_ _)m

☆まずはお子さんの様子や

 心配事をお聞かせください。

指導に関するご質問、

体験授業や家庭教師のご依頼は

こちらまでどうぞ。

ヒロ

mekarauroko.math@gmail.com

【 注意喚起 】計算ミス=ケアレスミスで放置していませんか?

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んにちは!

 

5月がもう終わろうとしていますが、

お子さんの勉強は捗っているでしょうか?

 

今回は、計算力を向上させるために

意識すべきことをお話していきます!

 

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算数力の根幹を成していると言っても

過言ではない

 

計算力

 

これを向上させることは

お子さんが取り組むすべての問題が

よりスムーズに解けるようになること

を意味します。

 

計算力は言ってしまえば

PCのスペックと一緒なのです。

 

CPUやメモリが優秀であるほど、

パフォーマンスも

全然違ってきますよね。

 

そのことによって

ゲームがサクサク動いたり、

高度なプログラミングにも

耐えられたり等、

 

できることが増えます。

 

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算数もそれと同じで

計算力があること

=詰んでるCPU、メモリが多い

ことが言えて、

 

例えば

 

宿題の問題を解く量が

増えたり、

 

計算に脳の容量が食われずに

問題を深くまで考えられたり

いいことづくめです。

 

逆に計算力がないと、

 

計算するときいちいち脳を

フル回転させなければこなせず、

 

1問解くだけで

いっぱいいっぱいになり、

なかなか効率よく特訓ができません。

 

それが入試まで続いていくと

考えたとき、

 

しっかり計算力を向上させながら

取り組んできた子

 

計算力を上げずにただただ塾の

宿題をとりあえずこなして

日々が過ぎていく子とでは

 

一体どれ程の差が

生まれるでしょう?

 

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計算力は全てを支える土台なので、

その影響力は計り知れません。

 

巷でも計算に関する書籍は

たくさん出てますよね。

 

こういうのだったり、

 

暗算力 誰でも身につく! (PHP文庫) | 栗田 哲也, おうみ かずひろ |本 | 通販 | Amazon

 

こういうのだったり、


中学入試計算名人免許皆伝―計算問題が速く確実に解けるようになる本 | 石井 俊全 |本 | 通販 | Amazon

 

いろいろありますよね!

 

ちなみにこのお二方は業界でも

かなり有名な方なので、

知っている方も多いのでは

ないでしょうか?

 

それだけ計算力は

大事だってことですね!

 

なので、早いうちから手を打って

算数の力の底上げを

図っていきましょう!

 

計算力を上げたいからといって、

何も考えずに筆算などの力技計算を

しているだけでは

やがて大きな差が広がっていきます。

 

例えば以下の計算式を

見てください。

 

1234-999

 

この計算を筆算でやろうとすると

まあまあな時間になりますよね?

 

でもこれは実は5秒かからずに

できます。

 

1234-999

=1235-1000

=235

 

どうでしょう?

このように考えられましたか?

 

まあこれは一例に過ぎず

計算問題は他にも無数にあるので

 

本当に言いたいのは

上記のような計算だけでは決して

ないのですが…。

 

とにかく、計算問題に対する姿勢を

変えていかないと

後々大変なことになります。

 

ですので、

できれば小4、小5のうちから

以下のような姿勢を身につけて

いって欲しいと思います。

 

それは、

 

①どうすれば一番楽に、ミスらずに

 解くことができるを常に考える

 

②毎日コツコツ練習して積み上げ

 

③新しく知った工夫の仕方を

 いつか使ってやるぞ…!といった

 いい意味での野心

 

このあたりですかね。

 

計算練習はどうしても

「 やらされてる感 」が

出やすく

 

ただの作業になっちゃってる

お子さんが多いんですが…

 

正直もったいないですよ!

 

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ただ、塾の先生はそんなに

細かいところまで見てくれることは

稀なので、

 

自宅学習の時に様子を見て、

適宜担当講師と情報共有しておけば

講師側としてはより指導も

しやすくなるのではと思います。

 

算数力の基本は計算にあり

 

このことを頭に常に入れておいて、

お子さんと意識を共有してみては

いかがでしょうか?

 

ヒロ

 

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定義をおろそかにしていませんか?

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んにちは!

 

突然ですが、ひとつ質問です。

 

円周率って何ですか?

 

はい、ググっちゃだめですよー(笑)

 

どうです?答えられましたか?

(煽りではないですよ、念のため。)

 

よければお子さんにも

聞いてみてください。

 

これ、実は最難関の御三家でも

普通に聞かれるようなことなんです。

 

「 定義を答えよ 」

 

シンプルであるが故に

わからないとものすごく赤っ恥を

かいた気持ちになってしまうのは

僕だけでしょうか?(笑)

 

実は上記の問いに対して、

塾講師になりたての頃の僕は

答えられませんでした(涙)

 

というのも、講師仲間と

遊びで開成高校の問題を

解いてみよう!という話になって

いざ問題を見ると、

 

「 円周率の定義を答えよ 」

 

という文章が。

 

正直言うと、

これには当時度肝を抜かれましたね。

 

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まだまだ学生のペーペーだった僕は

そういうのをナメてたところが

あったんですね。

 

で、他の講師仲間から一言。

 

「 定義というのは大事だよ。

  少なくとも講師は絶対に

  押さえておかなくてはいけない。 」

 

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確かにその通りだと今なら言えます。

講師たるもの、定義もまともに

答えられないのでは

子供に合わせる顔がないですし、

 

何より定義からゴールまで

しっかりわかっている講師の解説と

そうでない講師のそれでは

解説の深みが違います。

 

定義=話のスタートライン

 

これを心がけるようになってからは

僕自身の教え方のレベルが

一段階上がったと

感じております。

 

開成高校に限った話ではなく、

2020年のJGにも同じような問題が。

 

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こういった問題をバカにしてると

後で痛い目を見ます。

 

難関校特訓とかでは

ほとんど扱われない

問題でしょうけど、

 

こういう定義が曖昧な子は

いろんなことが曖昧なままで、

 

なんと言うんでしょうかね。

 

どこか

「 やり過ごしてる 」感

出ちゃいます。

 

そしてそれは

 

点数の不安定さ

 

につながっているような気も

するのです。

 

そもそも

定義と言うから

堅苦しい感じになりますが、

 

学習において導入を

疎かにしてはいけないのです。

 

ここが疎かになったまま

いわゆる「 公式 」の

インプットのみで

その場が終わると、

 

お子さんは

その「 ラクな公式 」を

頭に入れて終了です。

 

それよりは

まだ簡単な学習の

初期段階で丁寧な導入、

 

すなわち定義の確認、

その単元をやる上での

マインドセット

 

やってあげるべきだと

僕は考えています。

 

そこを教える側がミスると

「 え〜、そんなめんどくさい説明

  どーでもいーしぃ〜 」

とか言って、

 

説明をほとんど聞かずに

同じ失敗を何度も繰り返すお子さんの

誕生です( ;  ; )

 

それが知らず知らずのうちに

癖となっていき、

 

なんで成績が上がらないんだろう…

と悶々とした気持ちを親子共々

感じたままで

本番を迎えてしまって大失敗…

 

なんてことにも

なりかねません。

 

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というわけで、

何が言いたいのかというと、

 

まずお子様に何か教えるときは、

その問題の大前提となる「 定義 」

ちゃんとわかっているかを

確認してあげてください。

 

ひとつひとつ一緒に階段を

上ってあげる感覚ですね!

 

階段の上でただ怒鳴ってばかりじゃ

上がる気もなくして

しまいますからね。

 

それでは今回はこの辺で

失礼します。

 

ヒロ

 

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速さの意味、もちろん言えますよね?

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んにちは! 

ヒロです!

 

今回は速さに関して

お話ししていきたいと

思います!

 

まずはこちらの動画をご覧ください。

 

www.youtube.com

 

「 はじき 」を強烈に批判していますね(笑)

 

こういった問題はよく挙げられていて、

感覚的ですが、批判の声の方が

かなり大きい気がします。

まあ気持ちはわかります。

 

ちなみに指導する側の本音を言うと、

「 はじき 」でやらす方が

ぶっちゃけその時だけは楽です(笑)

 

勝手に当てはめてくれるんですから、

こっちは教えること少ないし…

 

とはいえ、そんなやり方は

いずれボロが出てきます。

 

例えば、以下のような問題で…

 

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個人的にはこんなものひっかけにも

入らないのですが・・・

 

速さに時間をかければいいと

思い込んでしまうと

こういうことが起きます。

 

60×20に明らかな違和感を

感じないと速さを理解したとは

言えないのです!

 

いいですか、速さとは

 

「 単位時間あたりに進む距離 」

 

言い換えるならば

 

「 1時間で進む距離 」

「 1分間で進む距離 」

「 1秒間で進む距離 」

 

これをはっきりと理解しているだけで、

この後の旅人算、通過算、流水算…etc

 

これらの理解度も上がります!

 

速さの本質を押さえておくことで

比への導入もスムーズに

なっていくでしょう。

 

逆に理解していないと、

 

練習ではできるのに

本番思わぬところで躓いたり、

 

思考を放棄した勉強に慣れすぎて

成長がストップしてしまったり、

 

暗記に偏重した非効率的な学習に

なってしまうでしょう。

 

思考を放棄した勉強など

無意味です。

 

なので、

速さの根本原理はしっかり

理解させてあげましょう!

 

初回の速さの授業で

いきなり「 はじき 」を

教えている先生だったら

黄色信号なので、

 

その時はお父さんお母さんで

速さとは何なのかを

丁寧に補完してあげましょう!

 

まずはお子さんに

「 そういえば、速さって何だっけ? 」

「 速さの意味って説明できる? 」

と聞いてみて、

 

その反応を伺ってみてください!

 

それでは、今回は短いですが

このあたりで失礼しますm(_ _)m

 

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ヒロ

割合を理解するためのただひとつの心得!

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んにちは!

ヒロです!

 

今回は割合の基礎となる

考え方についてお話していきます!

 

割合とは、中学受験をするに当たって

間違いなく最重要な単元です。

 

割合に関する問題は

今頭に浮かんだだけでも、

 

倍数算

相当算

分配算

食塩水

売買損益

仕事算

ニュートン算…etc

 

これだけあります(笑)

 

なので、これらを攻略するためには

割合の理解は必須なんです!

 

割合を理解していれば、

わからなくなっても割合の基本に

立ち返れば何とかなりますし、

 

それぞれの単元への理解度が

大幅に上がります!

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逆に割合の理解があやふやだと、

 

上記単元の解説をされても

何だかよくわからず、

 

何がわからないのかも

よくわからなくなり、

 

やる気もだんだん削がれていって

どんどん悪循環に

ハマっていってしまいます。

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そんなの嫌ですよね(>_<)

 

ベネッセさんも

小学生が躓く単元として

割合を挙げていますね。

 

benesse.jp

 

ということは裏を返せば

そこをしっかり理解できれば

かなりの強みになりますね!

 

なので、このブログをきっかけに

割合を理解するために

大事なことをつかんでおきましょう!

 

では、お話ししていきます!

 

割合に関して重要なことは、

もとにする量でも

くらべられる量でもないんです!

 

「 え、教科書では

  その公式のってたけど??」

 

と思われるかもしれません。

 

しかし、それが落とし穴なのです。

 

公式よりも大事なことが

実はあるのです!

 

それは何かというと、

 

「 〇〇は△△の□倍だ 」

「 △△の□倍は〇〇だ 」

 

これを徹底的に理解すること。

 

これだけです。

 

え、それだけかですって?

 

ええ、それだけです(笑)

そのことをきちんと

わかっている子といない子では

大きな差があります。

 

例えば、以下の問題を

ご覧ください。

f:id:mekarauroko-math:20210406203728j:plain

 未だによくいらっしゃる先生が、

「 さあ、この文章の中でもとにする量は

  どれかな??」

 

みたいな発問をいきなりしてしまうケース。

 

これを見てドキッとした親御さん 、

いらっしゃるんではないでしょうか?(笑)

 

実は割合とは

「 倍 」の言い換え

なんです!

 

割合っていうのは

2つの関係を「 倍 」で

つなげてあげましょうって

テーマで全て語られています。

 

全てです。

(大事なことなので、2回言いました。)

 

そして、その関係を暴くためには

いきなり式から始めてはいけません。

 

必ず上の図のように

 

①比を作って

②矢印の方向を文章から読み取って

③それを「 〜倍 」で表すとどうなるか

 

という確認をするべきなんです。

 

最初のうちは公式に合わせた立式だけでも

何とかなるでしょう。

 

しかし、

そのやり方はいずれ限界がくるので

「 理解 」することが必須です。

 

なぜなら、

 

もっと文章が長くなったり

条件が複雑になったら

なかなか対応するのが

難しくなるからです。

 

余談ですが上の図において

分数倍で「 ? 」が浮かんじゃうと

マズイので、さらに前の『 分数 』に

遡ってください。

 

まずは分数の理解が必須ですから。

 

今後需要があれば、

分数の解説もしてみようかなと

思います!

 

簡単ではありますが、

今回はこの辺で失礼します。

 

目からウロコの算数教室を

今後ともよろしくお願いします(`_´)ゞ

 

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追記

 

今は個別指導塾メインで

仕事をしていますが、

 

需要があれば家庭教師とかも

始めてみようかな…

 

ブログ、Twitterを通じて

興味持ってくれた人に対して

何かできることがあれば

喜んで力になりたい…!

 

塾にはいろいろなしがらみも

あるし…笑

 

まあまだ構想段階ですが…

 

皆様の声で決めていこうかなー

なんてゆるりと考えております。

 

お含み置きいただければ

幸いですm(_ _)m

 

ヒロ

間違いを恐れる子が合格する。

「 間違いは誰にでもある。気にするな 」

という言葉は良く聞きますが、

子供はこの言葉を残念ながら

悪用しています笑

 

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というのも、良く耳にする

「 間違いを恐れるな 」は、

積極果敢なチャレンジをするときに

用いられる言葉であって、

 

決して、楽観主義になれという

意味では無いのです。

 

我々オトナが最も手を焼くタイプが

この楽観主義タイプの子供なのですが、

 

このタイプの子供は総じて

最後の最後の確認が不十分に

なっていることが多いです。

 

算数を解く力は、言い換えると

正しい答えを正確に導く力だと言えます。

 

だとするならば、問題を得意げに解いたけど

最後の最後に確認を怠っている子は、

実は算数の力は無いのだと

言わざるを得ません。

 

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だって、正しい答えを導けて

いないんですから。

 

正解を出すことが

いかに大変なことかを

分かっておらず、

 

猪突猛進にただガリガリ

計算して答案用紙を埋めて終わり。

 

間違った問題に対して、

「 これはケアレスミスだから

  大丈夫だよ!」

 

こんな子は要注意です。

(ドキっとしたお母様、いるのでは?笑)

 

まずは意識改革をしていかないと、

なかなかテストの成績は

良くならないでしょう。

 

いくら勉強量を増やしたところで、

結果は出せないし、

対応が遅れれば遅れるほど

治りにくくなります。

 

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だからと言って、

子供はなかなか「 言葉 」からは

学んでくれません。

 

我々が「 行動 」して、

それを子供に学ばせる必要が

あります。

 

実際に僕が持ってきた生徒の中で

ミスをしない子というのは、

しっかり確認をしているし、

 

何より「 失敗への恐れ 」と

常に向き合って計算をしていました。

 

なので、しっかりと確認をするように

早いうちから仕向けていきましょう!

 

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さて、間違っている問題を

ケアレスミスだから大丈夫 」

と言う子供に対して我々オトナが

考えるべきは

 

その「 大丈夫 」は

 本当に大丈夫なのか

 

ケアレスミス 」と言う言葉を

 多用していないか

 

ケアレスミスの原因を認識し、

 対応しようとした形跡、態度は

 感じられるか

 

計算を効率良く、スムーズに

 行えているか

 

筆算だらけでぐちゃぐちゃに

 なっていないか

 

 (筆算の多用するしているのは

  危険信号です。

  ゴリ押しはミスのもと。)

 

このあたりが重要です。

 

ただ、こちらの追求の仕方によっては

子供が引いてしまって

殻に閉じこもってしまうパターンが

良くあります(苦笑)

 

誰だって図星をつかれるのは

嫌ですからね。

 

自分の課題点に向き合えるのは

強さの証でもあり、

それは大事なことなんだと

わかってもらえるのが理想ですね。

 

いきなりの解決は難しいので、

焦らず、少しずつ修正して

いきましょう。

 

そのためにお父様、お母様が率先して

リスクを抑える姿勢を見せてあげるのが

子供には一番効くかと思います。

 

それでは、今回はこの辺で。

初めましてのご挨拶^^

んにちは!

 

このブログでは、

 

算数の成績UPのための

 さまざまなノウハウ

 

算数の躓きをいかに

 失くしていくか

 

・中学受験業界の裏事情

 

などなど有益な情報を気ままに

発信していこうかと思っております!

 

なぜこのようなブログを解説しようかと

思ったのかというと・・・

 

僕自身、中学受験業界に身を置いて

早10年・・・

本当にいろいろと見てきたし

聞いてきました。

 

涙が出るほど感動的な受験

関わらせていただいたこともあれば、

 

逆に目を覆いたくなるような

悲惨な結末を迎えた受験まで…

 

語り出したらキリがないほどです(苦笑)

 

10年身を置いていろいろなことが

ようやくわかってきた今。

 

何か新しいことを始めてみたいなーと

思った時に、

 

「そうだ、ブログで情報発信してみよう!」

 

そんな風に思ったのが

きっかけであります。

 

これから受験を控えるお父様お母様、

ひいては今まさに必死に勉強に励む

お子さんに向けて

 

僕が何かしら有益な情報を得て、

 

偏差値10が上がった

 

志望校に合格できた

 

塾内のクラスが上がった

 

こんな風になってくれたら

これ以上の喜びはありません!!

 

これから定期的に更新していきたいと

思いますので、

よろしくお願いします!^^